マット・ディロン 愛と疑惑の果て(字幕)

解説

1994年にアカデミー賞外国語映画賞を『ベル・エポック』で受賞したスペインの名匠フェルナンド・トルエバが、脚本、監督したロマンティック・スリラー、2024年夏にスペインで公開されたばかりの最新作。オールギリシャエーゲ海ロケで、美しい離れ小島で起こるヒッチコック・スタイルのクラシカルな雰囲気が漂うフィルムノワール。マット・ディロンが製作総指揮を務め、ミステリアスな過去を持つ男を演じた。

アカデミー賞受賞監督スペインの名匠フェルナンド・トルエバが、脚本、監督した2024年夏にスペインで公開されたばかりのロマンティック・スリラーの最新作。オールギリシャエーゲ海ロケで、美しい離れ小島で起こるヒッチコック・スタイルのクラシカルな雰囲気が漂うフィルムノワール。マット・ディロンが製作総指揮を務め、ミステリアスな過去を持つ男を演じた。スペインからギリシャにアルバイトで訪れた主人公、若い女性アレックス役には、スペインの女優アイーダ・フォルチ。フェルナンド・トルエバ監督の『ふたりのアトリエ ある彫刻家とモデル』(2012)でのモデル役を演じていた。本作ではマット・ディロン扮するオーナーシェフ、マックスに惹かれて危険な恋に身を投じていくセクシーなアレックスを演じている。彼女の好奇心が寡黙な男の過去を暴き出していき、自身をどんどん危険にさらすことになるとも知らずに。ギリシャの島に来た外国人のアレックスに何かと親切にして好意を持つハンサムな青年役には、コロムビアの俳優で『MEMORIA メモリア』(2021)のファン・パブロ・ウレゴ。彼女を助けようとしてマックスの過去を暴こうとするが・・・。ロマンチックな海辺に終始不穏な空気が漂うラブ・サスペンス。音楽はキシェロフスキ監督の『トリコロール、赤の愛、白の愛』などのポーランドの作曲家ズビグニエフ・プレイストルが、また編集にはアルモドバルの『私が、生きる肌』のマルタ・ヴェラスコが参加。

【キャスト】
マックス:マット・ディロン
アレックス:アイーダ・フォルチ
チコ:ファン・パブロ・ウレゴ

【スタッフ】
監督:フェルナンド・トルエバ
プロデューサー:ダゴ・ガルシア
製作会社:FERNANDO TRUEBA PC
脚本:フェルナンド・トルエバ
音楽:ズビグニエフ・プレイスネル
撮影:セルジオ・イヴァン・カスタノ
編集:マルタ・ヴェラスコ